「BBクリームを上手に塗ることができない…」
「BBクリームがよれてしまうのはどうして?」
「BBクリームがよれずに塗れるコツはある?」
なんてあなたは思ってはいませんか?
BBクリームを塗るのが苦手というあなたもちょっとしたコツで綺麗に塗ることができてしまいます。
今回は、BBクリームをよれずに塗るコツを解説します。
目次
そもそも「よれる」とは?
よくメイクがよれるといったトラブルについての記事を見かけますが、よれる状態というのはファンデーションやBBクリームといったベースメイクを顔全体にしっかり塗っているにも関わらずに、ベースメイクが均一に整わずに部分的に波線が出来たりして崩れて見える状態の事です。
メイクがよれる原因としては、肌質やベースメイクのテクニックが低いといった風に、いろいろな要因が挙げられます。
BBクリームを塗ってよれる原因は?
BBクリームには、美容成分、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーといった機能が、一つのクリームとしてハイブリッド化して開発されています。
だから通常のファンデーションよりは、肌への密着度は高いはずなのですが、それでもメイクがよれてしまう原因としては、肌の表皮の機能が低下している事が考えられます。
主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
乾燥肌
表皮には皮溝といって網目状の細かい溝があるのですが、キメの細かい美肌の条件としては皮溝の幅が狭く、浅くも深くもなく、きめが細かい状態が健康的で美しい状態といえます。
肌が乾燥していると表皮の皮脂や水分量が足りない状態なので、肌の上にBBクリームを載せたとしても密着度が悪いので、ベースメイクがよれてしまいます。
オイリースキン
もしも肌がべたべたしていてニキビが出来やすい場合には、BBクリームを塗っても皮脂過剰状態となってテカったり、ベースメイクがよれてしまいます。
オイリースキンの原因としては、美容オイルや美容クリームの過剰使用といった外面的な理由よりも、普段の食生活で脂っこい物や甘い物の取りすぎといった内面的な要素の方が大きいようです。
普段から野菜中心のヘルシーな食生活を心がけながら、もしも甘い物が欲しくなったらサツマイモや果物、ドライフルーツなどで代用するようにしましょう。
よれないために気を付けること
ベースメイクよれを防ぐためには、肌の表皮をベストコンディションに保つ必要があります。
解決策としては、下記のようなケアを実行すると良いでしょう。
肌が乾燥している場合
もしも肌が乾燥していてベースメイクがよれる場合には、保湿効果の高いスキンケアをプラスする事が大切です。
表皮の表面には、皮脂膜といって汗と皮表脂質で出来ている角質から成っています。
皮表脂質の成分の中身は、
・トリグリセリド
・ワックスステル
・脂肪酸
・スクワレン
・ジグリセリド
・コレステロールエステル
・コレステロール
などです。
この中でスキンケア製品に配合されている物でメジャーなのが、スクワレンなので、夜お風呂上りのスキンケアの仕上げに、スクワレンやスクワレンに似た成分のオリーブオイル、アルガンオイルといった美容オイルで肌の保湿力をアップさせてあげると、不足していた皮脂膜の成分を補えるようになります。
スクワレンといったオイル系のスキンケア製品は、日中に使用すると日光を浴びえて肌が油やけするリスクが高まるので、夜のスキンケア用に限定するのが日焼けしないコツです。
オイリースキンの場合
オイリースキンの場合には、普段の食生活で、脂っこい物や甘い物を控えるのが一番です。
さらにスキンケアで気をつける事としては、肌を引き締めるために収斂作用の高いカモミラエキスやきゅうりエキス、アロエエキスなどの成分配合の化粧水を使用すると、オイリー肌をさっぱりと整える事が出来ます。
オイリー肌は毛穴が開ききっていて、皮脂の過剰分泌状態となっているので、まずは毛穴を引き締めてからその後にBBクリームを塗るようにしましょう。
化粧水をいつも冷蔵庫で冷やしておくと、さらに収斂作用が高まります。
特に夏場は汗や皮脂の分泌も盛んになるので、いつも化粧水や乳液といったスキンケアアイテムを冷蔵庫で冷やして保管しておく事をおすすめします。
BBクリームがよれない塗り方の手順解説
塗り方に工夫を凝らす事によっても、よれない仕上がりに近づける事も可能です。
さっぱりタイプの化粧水を肌に載せます。
この時に化粧水の成分をしっかりと肌の奥へと浸透させていくために、手のひらで頬をしっかり包み込むようにして下さい。
この包み込みを数秒行うだけでも、手のひらの熱によって化粧水の成分をしっかりと肌の奥へと浸透させていく事が出来ます。
BBクリーム自体にも化粧下地成分は配合されていますが、それ以外にも化粧水の後にベースメイクのヨレを防ぐ化粧下地を塗っておくと良いです。
最近では高性能な化粧下地も次々に開発されているので、上手に使いこなしていきましょう。
ファンデーションスポンジやファンデーションブラシも活用しましょう。
BBクリームを手で直接塗ると手の皮脂まで混ざってしまって上手く塗れない事もあるので、ファンデーションスポンジやファンデーションブラシを使用するときれいに仕上げる事が出来ます。
その際に使用するファンデーションスポンジやファンデーションブラシも、プロ仕様の物を使用するとハイレベルな仕上がり感が期待出来ます。
さいごに
今回はBBクリームを塗った時にメイクよれが気になる方へ、肌質別によるよれの原因と解決策、よれないためのスキンケアの手順について解説してきました。
ちょっとしたスキンケアやBBクリームの塗り方のコツでベースメイクの仕上がり具合もグンとアップするので、今回紹介したケア法を基にメイクのテクニックをアップさせていって下さいね。
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